2年連続のイースター中止で悲しい春を迎えておりますが、家ではイースターメニューを楽しむことができるので、料理でイースター気分を満喫しています。今年はトルタ・パスクアリーナと呼ばれるイースターパイをご紹介します。ほうれん草と卵をたっぷり使って作る、ヘルシーでシンプルなパイで、なぜかこの色合いをみると嬉しくなります。イースターのような伝統行事は、地域地域で楽しみ方が違うので、いつも旅をして楽しんでいたのですが、今年は料理本を見て我慢します。
トルタ・パスクアリーナ
材料：（２０ｃｍの型を使用）
ほうれん草 ４００ｇ
フェタチーズ ２５０ｇ
フレッシュチーズ ８０ｇ
卵 ５個
海塩 小さじ１～２
胡椒 適量
バター ２０ｇ
EVオリーブオイル 一振り
パイ生地 1枚～2枚 （市販のパイシート使用）
作り方：
１．ほうれん草を洗い沸騰した湯で２．３分茹でる。
取り出して水を切り冷ます。冷めたら水をしっかりと絞って取り除く。
２．ハンドミキサー用の容器にほうれん草を入れ、バターと卵1個、オリーブオイル一振り、小さ じ１の塩を加え、ハンドミキサーで攪拌する。
ほうれん草がペースト状になるまでよく攪拌する。
３．耐熱素材のパイ用の器にバターを塗りパイ生地を敷く。シートを使う場合バターは塗らない。
４．ほうれん草ペーストによく手でほぐしたフェタチーズとフレッシュチーズを加えてよく混ぜる。どちらのチーズも水分はよくキッチ
ンペーパーを使って取り除く。レモン汁も少々しぼる。塩味をチェックし調整する。
５．３の耐熱容器にほうれん草ペーストを加える。
６．ペーストに少し穴を作り卵を割って入れる。
７．胡椒を振り、パイ生地でカバーする。トップには切り込みを入れ、溶き卵を塗る。
８．オーブンは事前に１８０℃に加熱しておく。７をオーブンに入れ、約1時間焼き完成。
＊ほうれん草やチーズの余分な水分を、キッチンペーパーなどでしっかりと取り除くことがポイントです。お子様から大人まで誰もが食べられるパイです。
イースターは日本で一番馴染みの薄いキリスト教行事ですが、ウサギの形のチョコレートやペイントされたエッグはよく見かけるようになりました。春を迎える新しい生命の誕生を祝う行事として、宗教とは関係なくお楽しみください。私は昨年のセビリャのイースター直前の滞在を思い出しながら過ごしております。
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