良いご縁で楽しい一日を過ごすことが出来ました。
スペインに素晴らしい食文化があることは多くの人がご存知だと思いますが、今世界から注目される牛肉もスペインに存在するのです。しばらく前に『ステーキレボルーション』というドキュメンタリー映画が制作されたのですが、その中でも世界一のステーキに選ばれているのです。
今年の夏、このレオンの田舎に存在するレストランを訪ねてから、今度は日本で和牛の世界を伝えるチャンスをいただきました。故郷群馬で最も美味しい牛肉のひとつ『鳥山畜産』さんが育てる『赤城牛』の素晴らしさを知っていただきました。
エル・カプリチョのオーナーシェフが育てる10歳以上になる牛とは全く違う飼育方法ですが、鳥山社長が熱心に和牛の特徴などを話してくださいました。草のコメントも興味深く、わらの使用まであり、あの霜降りを作るまでの道のりを詳しく語っていただきました。牧場訪問後は加工工場見学、そして群馬の素材をふんだんに使ったすき焼きを、高崎のホワイトインで特別準備。世界に誇れる群馬のお酒『永井酒造』さんのヴィンテージもののお酒と共に満喫していただきました。
日本の職人技をPRしたすき焼き用に特別制作した食器。写真からも木箱などの美しさが伝わると思いますが、鉄なべも一人サイズになっており、実に贅沢な設えなのです。Jose Gordon氏も設え品の精密さを褒めてくださいました。
もちろん、食事に私が紹介しているオリーブオイルやフロール・デ・サルも使っていただきました。荒井シェフに心から感謝です。
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