11月12月はオリーブの収穫真っ只中。何度もオリーブ農園を訪問します。カサス・デ・ウアルドという世界トップレベルのメーカーに行くと、よく食べさせてもらうシンプルな野菜料理を紹介します。
日本ではあまりこういう食べ方はないように思う、まさにてんこ盛りの野菜料理。それぞれ別々に調理し最後ににんにくのフライを散らしています。そして何よりこのシンプルな料理を美味しくしてくれるのが、上質なエクストラヴァージンオリーブオイルです。これは体験した人しか分からない事なのですが、スーパーで買えるような大量生産で透明の容器に入り、どんな状況で搾られたか分からず、どんな保管をされたかも分からない1リットル1000円を切るようなオイルでは同じ結果は得られません。
スペインではほとんどの料理の基本的な味付けが塩だけで実施されます。プラスされるものと言えばにんにく。この野菜料理にも膨大な量のにんにくが入っていますが、にんにくとオリーブオイルはスペイン人の長寿の鍵だと思います。優れたオリーブオイルは野菜だけでなく食材全般の旨みを引き出す能力があるため、塩味だけで作る料理も目を見張るような美味しい料理にしてくれます。
また野菜の調理は結構時間をかけます。栄養価を考えるときっと長時間の調理は避けるべきなのでしょうが、じっくり炒めたり煮込んだりローストしたりすると野菜の甘みが凝縮されより美味しくなるので、私はこのスペイン式の野菜料理も大好物です。美味しさを知っているのでこういう食卓を見るとワクワクします。
皆様も今度こんな風にじっくりと野菜を塩味だけで上質なエクストラバージンオイルと共に調理してみてください。キイポイントはたっぷりオイルを使うこと。日本人の感覚だとおそらく通常の3倍から5倍の量のオイルを使うべきだと思います。オリーブオイルはきめの細かい軽いオイルなので、かなりの量を入れないと足りません。
3リットル入りのカサス・デ・ウアルド製造のエクストラヴァージンオイルはこちら。世界一オイル業務用オイルだと思います。
こちらから購入可能です。
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